弁護士 芦原修一

労働審判手続き全体の流れとスケジュール感を掴むには次の記事をお読みください。かなり詳しく説明しています。

東京の会社の場合、労働審判手続きは東京地方裁判所で行われます。会社の場所によっては東京地方裁判所立川支部で行われますが、多くの場合は東京地方裁判所本庁で行われます。

東京地方裁判所本庁の最寄り駅は地下鉄霞ヶ関駅か桜田門駅です。
裁判所に入るときはX線での手荷物検査が行われます。
検査が終わればエレベーターで13階(労働専門部があるフロア)まで上がります。
第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状に書かれている「民事~部」まで行き、受付を済ませましょう。

東京の弁護士による労働審判の対応方法【会社側】

東京の会社の場合、労働審判手続きは東京地方裁判所で行われます。
会社の場所によっては東京地方裁判所立川支部で行われますが、多くの場合は東京地方裁判所本庁で行われます。

東京地方裁判所本庁の最寄り駅は地下鉄霞ヶ関駅か桜田門駅です。
裁判所に入るときはX線での手荷物検査が行われます。
検査が終わればエレベーターで13階(労働専門部があるフロア)まで上がります。
第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状に書かれている「民事~部」まで行き、受付を済ませましょう。

労働審判のスケジュールと対応方法【会社向け】決定版

東京地裁は霞が関にあります。複数の路線が走っていますのでどこからでも比較的行きやすいでしょう。
多くの方は霞ヶ関駅を利用されると思いますが、有楽町線なら桜田門駅からでも歩いて数分で着きます。
日比谷駅からは一度しか行ったことがありませんが皇居と日比谷公園の間を歩けば着きます。
東京地方裁判所の所在地

東京地方裁判所への最寄駅を記載した案内図
東京地裁ウェブサイトより

東京地裁に着いたら正面入り口から入ります。
そこでは空港のような手荷物検査があります。
カバンはX線検査に通します。

腕時計は外さなければなりません。
スマホもポケットから出しましょう。
その他金属類も同じです。
空港の保安検査場と同じでトレーに入れてX線検査に通します。

検査を済ませるとそのまま上に上がる場合は真っすぐ進むと左右にエレベーターがあります。
東京地裁本庁では13階の民事11部、19部、33部、36部が労働専門部ですので、労働審判も13階のぞれぞれの部で行われます。たまに別の階の会議室を使うこともあります。
11部、19部、33部、36部で特に案件の差はありません。

と言うことで左右どちらのエレベーターでも良いので13階まで上がりましょう。
13階で降りると廊下の上を見ましょう。
そこには「民事〇〇部」と部署の表示がされています。
そこで、呼出状に記載された部を探してください。
逆に行ってしまうと戻ってくるのが少し大変なので案内板を見るのも良いと思います。

指定された部署に着いたら受付の前に行きます。
誰もいなくても声を掛ければ誰かが来ます。
そこで労働審判手続きで呼ばれたことを告げると、出席表のようなものに必要事項を記入するように言われます。
記入し終わったら時間まで近くの椅子で座って待ちましょう。
開始時間が来れば担当者が呼びに来ます。

なお、私が代理人に就く場合には東京地裁の1階のソファで待ち合わせをすることがほとんどです。
場合によっては早めに待ち合わせて建物内の空いているスペースで想定問答を含めた打ち合わせをすることもあります。

弁護士 芦原修一

ここまでお読みになられてもご自身で労働審判の対応は難しいとお考えでしたら、下のページに移動して弁護士に依頼することをご検討ください。