労働審判手続きでは申立人(労働者側)が部屋に入っているとき相手方(会社側)は外で待っていると思うのですが、申立人と労働審判委員会とでどういう会話がされたか労働審判委員会から聞くことはできますか?
基本的には、労働審判委員会は別の当事者と話した内容を話してはくれません。
これはお互い様であって、会社側が労働者側が部屋にいない状況だからこそ話した内容をそのまま労働者側に伝えられるのであれば、本音を話しにくいです。
労働者側にとっても同じで自分たちが打ち明けた本音を会社側に伝えられるのであればもはや本音を話さないでしょう。
もっとも、互いに入れ替わって部屋に入る段階は解決金額をどうするかの交渉・調整段階です。
この段階では互いに譲歩しつつ手続きが進められます。
譲歩ということは具体的な金額が示されなければならないので、最低限そうした互いの希望額は互いに示されます。
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